お疲れ様です。10/13-14は3Dの師匠、各務先生の5日間コース(旧4日間コース)の後半に参加させていただきました。実際の治療のお話は勿論ですが、治療以外の雑学などのお話もとても楽しく拝聴することができました。
その中でも
「硬いものを噛めば顎が大きくなり、歯が並ぶスペースが出来るか?」という問いに対してですが、
ある意味では正解ですが、実はその間には多く重要な事が含まれているということでした。
先生は「スウ・スウ・スウ・スウ ノム・ノム・ノム・ノム」が重要といわれていました。
つまり歯が並ぶスペースを作るためには口の内側から歯を押す力が必要、つまり舌がしっかり成長発育することが重要で、そしてその舌は嚥下という行為で鍛えられます。
その嚥下は唾液が出ないとしません。そのためには唾液を出す必要があります。この唾液を出すというのが咬む・なめるという行為なのです。
という事で、小さい頃はしっかりおしゃぶりをさせて、3歳になったら咬むという行為をさせてヨダレ(唾液)を出す事がきれいで健康的なかみ合わせ・歯並びに導いてくれるという事でした。
噛めば顎の骨が成長するという簡単なメカニズムではないのです。
(8月に修了いたしましたSJCDマスターコースの同期、大森の植松先生ともお会い出来ました。)
来月は3日間に渡って実習を含めた3Dタイポドントセミナーがありますが皆さん頑張ってください。
最後の写真は
10年前の各務先生との写真になります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。