3Dタイポドントコース矯正勉強会

お疲れ様です。先週末(7/19,20,21)は3日間にわたって矯正の恩師の勉強会に参加(再受講)させていただきました。当院で使用している内側から行う矯正装置3Dシステム(Wilson)は、アメリカの矯正医Dr.William WilsonとDr.Robert Wilsonの考案による歴史のあるシステムで3Dリンガルアーチと3Dクアッドアクションを中心に使用していますが、各務先生が日本人の口腔内に適合するように様々な改良を加えて完成させた非常に優れた矯正装置です。食事もしやすく発音も損なわれず、問題が起こればいつでも外す事が出来て衛生的な素晴らしいアプライアンスです。また、同じくDr.Wilson が開発したバイオメトリクスディスタライジングアーチもガミースマイルの修正や反対咬合の前歯部被蓋改善にとても有効な装置です。

アーチの保隙や多少の拡大(傾斜)は勿論の事、臼歯の舌側傾斜、頬側傾斜、近心傾斜、捻転の修正前歯部の前押し、側方歯群の整直等、シンプルな装置ながら(よく使いこなせれば)とても有効な装置です。

写真の先生は偶然にも院長と中学高校が同窓(院長の1学年下だそうです)の宇都宮市開業の先生です。

引き出しは多いだけでなく1つ1つがそれぞれ精度が高く使い熟せなければ意味がありません。今回も九州、北海道は勿論のこと日本全国の向上心旺盛な先生方がいっぱいいらっしゃっておりましたが、諸先生方に負けないようにさらに精進してまいります。

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